シアリスは最も新しいED治療薬であり、これまでのデメリットとされてきた点が多数改良されていることから、急激にそのシェアを伸ばしています。
そしてその一番の特徴は長期持続が期待できる点にあります。
これまでのED治療薬では、最長でもレビトラの20時間でしたが、シアリスは最長30~36時間の長期持続が期待できます。
さらに食事の影響を受けにくく、これまでのED治療薬では空腹時もしくは食事を制限しなければ効果が半減するものが大半でしたから、服用するタイミングを気にしなくて良い点にも注目が集まっています。

シアリスの有効成分はタダラフィルと呼ばれるものであり、陰茎部を弛緩し血流を促す効果があります。
さらに、PDE5と呼ばれる酵素の過剰分泌を阻止することで正常な勃起を促します。
この仕組みは、これまでのED治療薬と変わりませんが、その分子構造が異なるため体内への吸収速度や持続時間に大きな差が出てくるのです。
端的に言うとシアリスはブロック状の分子構造をしているため、体内に吸収するまでの時間が長くなる代わりに長期持続が期待できるのです。

実際、シアリスが体内に吸収されるまでの時間は、服用後1時間から2時間程度であり、そのピークを迎えるのが3時間後になります。
これと比較してレビトラは即効性が人気のED治療薬であり、服用後20分から40分程度で効果が現れ、ピークを迎えるのが1時間後ですから、その差は歴然としています。

しかしながら、シアリスは1度服用すれば36時間は効果が持続する上、食事の影響を受けにくいのが特徴です。
金曜日の夕方に服用すれば月曜日の朝までは、ED治療薬のことを気にしないでセックスを楽しむことができます。
それゆえにシアリスはウィークエンド・ピルとも呼ばれ愛用者が増えています。

長期持続が期待できるシアリスですが、その分、価格設定については10mgが1錠あたり約1,700円、20mgが1錠あたり約2,000円と割高感があるのも否めません。
しかしながらシアリスのジェネリック製品であるメガリスであれば、20mgが1錠あたり約600円ですから非常にリーズナブルに服用することができます。
もちろんジェネリック製品であるメガリスもシアリス同様にタダラフィルを有効成分としていますから、その持続時間や安全性に何ら問題はありません。

レビトラは強度、シアリスは持続時間

レビトラはシアリスの次に新しいED治療薬ですが、何と言ってもその即効性が魅力です。
個人差はありますが早い人であれば服用後20分程度、遅い人でも40分程度で効果が実感できますから、その即効性には驚かされます。
また、シアリスと比較すればやや劣るものの、700kal以内であれば食事に影響を受けないことも大きなメリットです。

さて、レビトラの有効成分はバルデナフィルと呼ばれる物質です。
勃起を阻害する酵素の分泌を阻止し、陰茎付近の筋肉を弛緩することで血流を促すという作用はシアリスと変わりません。
しかし、バルデナフィルは水溶性に優れていることから、体内に吸収しやすい点が即効性の高さにつながっているのです。

ED治療薬を比較する上で避けて通れないのが副作用です。
レビトラのバルデナフィルもシアリスのタダラフィルも血流を促す作用がある薬という点では変わりがありませんから頭痛、火照り、めまい、動悸、胃痛といった症状も同じです。
ただし、即効性が高い分レビトラの方が副作用が早く現れやすいことは否めませんが、どちらも副作用が起こりにくいED治療薬であることから大きな問題ではありません。

そして、レビトラのもう一つの大きな特徴に強度があります。
一般的に、健全な男性の勃起時の強度は、リンゴレベルの硬さであると言われていますが、レビトラは十分にその強度が得ることができます。
これは、バルデナフィルの即効性に由来するものであり、効果が現れるのが早いということは、陰茎部に多くの血液が短時間のうちに集中することになりますから、強度にも影響してくるのです。

もちろん、強度が期待できるからと言ってレビトラがシアリスよりも優れているということではありません。
両者は開発する上でのコンセプトが異なるものであり、そのシーンによって即効性と強度を求めるならレビトラ、持続時間を求めるならシアリスを使い分けることが賢い利用方法なのです。