ED治療薬のバイアグラがアメリカで初めて発売されてから、2018年でちょうど20周年になります。
翌年には日本でも医療機関を通して購入できるようになり、当時は「夢の薬」とまで言われて有名になりました。
はじめは正しい服用方法について知られていないことが多く、副作用による事故も発生しましたが、現在では安全性について検証が進められ、多くの人に愛用されるED治療薬の定番となっています。

20年を経て特許の一部が切れたため、日本のメーカーからもバイアグラのジェネリック医薬品が発売されるようになっています。
国際特許のルールが日本と異なるインドでは、もっと以前からジェネリック医薬品が製造されており、日本でも輸入して使っている方が少なくありません。
それらの中でもとりわけ有名なのはカマグラやカマグラゴールドでしょう。
メーカーは違いますが、同じインドの製品としてシラグラが挙げられます。

後発医薬品も主成分はバイアグラと同じクエン酸シルデナフィルなので、ほぼ同様の効果が期待できます。
陰茎海面体に血液を流入させ、勃起を呼び起こすのは環状グアノシン一リン酸という物質の働きです。
ホスホジエステラーゼ5という酵素は、環状グアノシン一リン酸の働きを阻害します。
シルデナフィルはホスホジエステラーゼ5の作用をブロックし、勃起を促進・維持させる効果を持っています。
以上がED治療薬の基本的なメカニズムです。

安全性についてもバイアグラと後発医薬品の間で大きな差はないと考えられます。
ただし主成分は同じですが、製法や添加物まで完全に同一ではないため、相性の合う薬と合わない薬が出る可能性があります。
人によってはバイアグラより、ジェネリックのほうが効くと感じるかも知れません。
なおかつて添加物に発ガン性があると言われて、問題になったジェネリック医薬品もあります。
この薬は現在では流通していませんが、こうした微妙な違いがあることは頭に入れておくと良いでしょう。

バイアグラを受け継ぐカマグラ・カマグラゴールド

バイアグラのジェネリック医薬品の代表と言えるのがカマグラやカマグラゴールドです。
両者は実質的には同じ薬ですが、インド国内向けに販売されるのがカマグラゴールドで、海外へ輸出されるのがカマグラという名称になっています。
シラグラは別会社の製品ですが、シルデナフィルを主成分とするジェネリックであることには変わりありません。

カマグラはバイアグラと同様に、性行為の1時間ほど前に服用します。
効果は早ければ30分ほどで現れはじめ、4~5時間ほど持続するとされています。
できるだけ空腹時に服用するのが基本で、食後すぐに服用すると吸収されにくくなり、効き目が落ちるため注意が必要です。
体内に十分吸収されてから食事をするのは問題ありません。

カマグラの特徴のひとつに豊富なバリエーションがあります。
水に溶かして飲む発泡錠は飲みやすいだけでなく、普通の錠剤より早く吸収されるというメリットがあります。
水を使わず舐めたり噛んだりして服用するチュアブルには、4種類のフルーツ味がついています。
7種類のフレーバーから選べるゼリータイプもあり、早ければ15分ほどで効いてくるとされています。

カマグラやシラグラは安価なことも嬉しいポイントです。安い製品ならバイアグラに比べて10分の1程度で購入できます。
ED治療薬は性行為のたびに使うものですから、値段を気にせず楽しめることは大きな長所になります。

カマグラやシラグラはシルデナフィル100mgの錠剤が幅広く出回っています。
100mgは欧米人向きで、日本人には25~50mgでも十分だと言われています。
含有量が多いと副作用も強く出る恐れがあるため、半分に割って服用するのが経済的にもお勧めです。